はじめに
子供3人の学資保険に加入しています。
学資保険に付きまとってくる返戻率という数字。
これにいくらか騙されて、納得して加入したのに、後悔しています。
子供ができると、正常な判断ができなくなる気がします。
「子供の将来のため」
「もし自分に何かあったら」
そんな子供のためというフレーズに弱い。
学資保険
12歳払い17歳満期学資保険
(なぜか末っ子だけは18歳満期)
保険金額は300万円
12歳までに払い込み、17歳の12月(高校2年生の冬)に満了になるというもの。
長男は12歳になるので払込済み。
返戻率
12歳長男の場合
- 払い込んだ保険料:2811600円
- 満期保険金額 :3000000円
- 返戻率は、106.7%
17歳まで動かせないお金なので、年利0.39%で運用しているようなもの。
今の銀行預金金利と同じ水準です。
日銀の政策金利が上昇すれば、おそらく預金金利も上がるはずなので、
定期預金の方が良いレベルになるかもしれません。
解約返戻金
保険会社に問い合わせたところ、
2805600円でした。
元本割れしますが、予想よりマイナスは少なく、ー6000円。
12年間預けて、ー6000円。
これが、保険の現実。
でもここまで元気に過ごしてきて、保険のお世話にならなかったのは何より。
保険はあくまで保険。
増やすため、儲けるためではない。
そう思うと、心も穏やかになります。
私は、そう思う派です。
まとめ
中途解約は、必ずと言っていいほど元本割れします。
もっと損をするのかと思っていましたが、予想よりもマシでした。
10年前からインデックス投資をしていれば、今頃3倍・・・
なんてタラレバを言い始めたらキリがありません。
過ぎてしまった時間と損失は取り返せません。
とりあえず、長男の分は解約方向で考えています。
解約して、全額オルカンに投資するか、定期預金にするか。
さぁどうしましょう。
大きな金額を動かすのは勇気が要ります。
いや、でも離婚するまでは保険として寝かせておいた方が良いのか?!
どちらにせよ共有財産なのだけれども。
学資保険である限りは、子供用の資金のように思えます。
結局は子供用なのだけれど、心象の問題。
あぁややこしい!
※解約返戻金の確認ですが、
電話対応の方は淡々と教えてくれました。